液晶ディスプレイを直す!
〜ジャンクのノーパソ用液晶パネル活用〜
秋葉のジャンク屋で映らずの液晶モニタが数千円でしたので買ってきました。※1
ブツは飯山のPro Lite 36c TXA3612JT。14インチで解像度は1024x768、発売当初は99800円程したようです。
中の液晶は日本電気製のNL10276BC28-05Dというパネルが載ってました。
バックライトか何かだろうなーと思い買ってきたけど、バックライトはokで、結局、液晶パネルが駄目との結論に。※2
他所のジャンク屋で買ってあったノート用の液晶パネルが余っていたので、ソレを移植して直す事にしました。
使ったパネルはコレ。現代のHT14x13-201。
3.3Vで動きます。
この液所パネルのコネクタを下記の様にテフロン電線で一本ずつ引き出します。
その際、データシートがあれば必要ないですが、電源とグランドのピンをテスター等で調べて、メモしておきます。
下の例だと、ヒューズ(ポリスイッチ)が近くに有るので、解り易いかと思います。
間近にある現代マークのチップですが、文字体とかみるとシャープの品っぽいですな。
そのまま裏面に両面テープで貼った基板に配線し、飯山モニタの基板に接続できるようにします。
続いて、バックライトのインバータを何とかします。
元々のパネル付属のインバータは2灯タイプのモノで、今回のパネルに流用するのは面倒です。
一度試しましたが、電流が結構流れてしまうので、冷陰極管に良くないと判断しました。
同じジャンク屋で買っておいたインバータが有るので、ソレを使う事にしました。
仮に配線をして、点灯実験と制御方法を研究します。
元のNECパネル付属のインバータ同様に、PWMで輝度調整の出来るインバータのようです。
仮の配線でそのままコントロール出来てしまいました。
インバータと液晶パネルを配線し、元のパネル内部をくりぬいたフレーム内に、現代のパネルを格納します。
元のパネルの内部の樹脂部品を削るのが結構手間でした。写真も撮りそびれました。すいません。
上側のちっこい回路が降圧回路で、5Vから3.3Vに電圧を下げてます。
ケースを放熱器代わりに使っています。
※1:当時は安かった。今だと映るものが同じ値段で買えるやね。
※2:コレについては後日談が・・・。(泣