今話題のPICマイコンで
電光掲示板を作ろう!
試作基板 (秋月のマイコンボード使用)
8x16ドット表示です。
★なぜPICで電光掲示板なのか★
趣味程度で電子工作をしてきた私ですが、開発環境等の理由でなかなかマイコンを使った物を
作れませんでした。しかし、トラ技でPICの特集記事をみて「これはいける」と思たのです。
秋月電子さんからPICライターキットが発売になったので
それを製作して、使うことにしました。
秋月のライターは日本語なので分かりやすくてグーです。
しかも、キットのソースも一部公開に成っているので初心者には有り難いものです。
早速、同じく秋月で売っているドットマトリクスLEDを使って電光掲示板を作ってみることにしました。
私は秋月製PIC16F84マイコンモジュールを使用しましたが、
今回は、PICのみを使って作ってみましょう。
LEDは相当品でOKです。万能基板にLED並べてマトリクス接続にするのも可ですね。
No. | 品 名 | 型 式 | メーカー | 個数 | 備 考 |
1 | IC | PIC16F84 | マイクロチップテクノロジー社 | 1 | 秋月 |
2 | IC | 74HC42AP | 東芝(他社同等品OK) | 2 | 千石 |
3 | IC | 74HC04P | 東芝(他社同等品OK) | 3 | 千石 |
4 | ドットマトリクスLED | SLA-5035 | 三洋(他社同等品OK) | 2 | 秋月(アノードコモン) |
5 | 抵抗 | 470Ω4/1W | 指定無し | 8 | |
6 | 抵抗 | 1KΩ4/1W | 指定無し | 1 | |
7 | セラロック | 10MHz | 指定無し | 1 | 秋月 |
8 | セラミックコンデンサ | 0.01μF | 指定無し | 適量 | |
9 | 電解コンデンサ | 47μF16V | 指定無し 小型推奨 | 1 | |
10 | 万能基板 | 100x70位の物 | 参考:サンハヤト | 1 | 千石 |
雑品は省いて有ります。(テフロン線とか錫メッキ線とか)
セラコンはパスコンに使うので、発振しない程度に適量付けるべし。(無責任)
私はスペースの都合で3つ程しか付けなかった。
様は動けば良いのだ。たとえ、セラロックの足を繋ぎ忘れても・・・。
ちなみに配線に使った線はこんなの↓
UEW 細い! |
テフロン電線 被服が割と丈夫 |
回路図
上記が今回作る電光掲示板の回路図です。
記憶と実物をたどって描いたのですが、間違っていたらごめんなさい。
#すみません、データーシート見て、とりあえず繋いで作ったもので、回路図が無かったのがバレバレ・・・。
PICとLED以外は汎用品なので、手に入れ易いでしょう。
趣味程度なので、定格とかは割と無視・・・。
図には入っていませんが、74HC04の電源は Vcc 14番ピン
GND 7番ピンです。
パスコンは0.01μF程度のセラミックコンデンサを各ICの電源に付けてください。(テキトー)
ぢゃぁ!製作だっ!
それでは、製作の方に入りましょう。
私は有り合わせの秋月製小型マイコンボードとスルーホール基板の木っ端で作ってしまいましたが、
皆さんはパーツリストにある万能基板を広々と使って作って下さい。
時間があれば、プリント基板でも起したい所ですが、多分8x16版では作らないかも(^^;)
よく、某ラ製とかでは低い部品(抵抗とか)からはんだ付けと言われますが、今回はICが多いので
ザッとICの配置を決めて、ICの電源ラインから攻めるのが良いと思います。
この時、各ICの電源付近にパスコン(コンデンサー)を付けましょう。無いと不安定に成るかもしれません
電源ラインは抵抗やコンデンサーのリード線の残骸を利用すれば、わざわざ錫メッキ線を買わずに済みます。
ICを置く間隔は場所の許す限り広く(10〜15mm位?)取れば、後々困った事にはならないでしょう。
私が配線に使ったUEWは細くて、配線がすっきりするのですが、被覆が弱い(熱のせいか?)ので
慣れない方はテフロン電線が被覆も厚いのでこちらの方をお勧めします。
テフロン電線を切った先をコテで熱すると被覆が溶ける(捲くれる)ので、それを利用すれば
一々ニッパーで被覆を剥かずに済みます。(テフロン線への呼びハンダも兼ねている)
以下文章作製中。
デジカメで写真も用意せにゃイカンので、もうちょっとまってね。
#とめくぎはデジカメ持っていない。今までのは会社の持ち出していた(^^;)
気になるプログラムだっ!
秋月のDOS用アセンブラ&ライター専用なので、それ以外の方は改造してください。(無責任)
アセンブラは滅茶苦茶初心者なので、このプログラムは参考にしてはいけません。
アセンブラが達者な先輩!ぜひこの初心者に極意を教えてください。(失礼)