液晶タブレット続報
液晶タブレットのPL-400ですが、その後も快調に使用しております。
普通のタブレットでも慣れれば!と思っておりましたが、まぁなんですか、年取ると適応能力がね。
いやいや!やっぱり、直で画面に描けるのは楽ですよ!小さくてもいいから買うべきですよ!
お絵描きBBSへ落書きをする頻度が上がる上がる。
というわけで、海外の方からリクエストを頂いておりますので、続報を。
(遅れてすいません。行方不明だった配線図のメモがやっと見つかりました)
とりあえず日本語で書きます。回路図は描くまで無い内容だけど、ーちょっとまってね。
液晶タブレットPL-400
入出力のコネクタはヒロセの角型コネクタ。
コネクタ:DX10A-28 (ヒロセ電機株式会社)
東京、秋葉原での入手は難しく価格も高い。互換品のコネクタは無いので流用は諦める。
自分はD-sub25ピンに付け替えてしまった。
液晶パネルはLP-133X4 (LG Philips)
基本的にパソコンのシリアルポートに接続する信号線と電源、コントロール信号以外は、
液晶パネルへ直結になっているので、液晶パネルにマッチしたLVDSの信号を入力してやれば映像が出ます。
自分は液晶工房で扱っていた基板を使いました。たぶんコレ。
基板はXGA(1024×768ドット)に対応したLVDS 1Chの物が良いでしょう。
自分が使っているのはREALTEK社のRTD2023Lが載っています。
電源はタブレット内部で降圧しているので15Vを入力すれば良いです。
秋月電子の15V3Aくらいのアダプタが手ごろでしょう。
DX10Aのピンアサインのメモ。コネクタが入手できる人は参考に。
ピン | 信号名 | 線色 | 備考 |
1 | GND | 青黒長線 | |
2 | +15V | 青 | |
3 | ADM202 8pin | 白黒短線 | PCのシリアルポート2pinへ |
4 | A0- | 緑赤線 | LVDS |
5 | A0+ | 上記ペア線 | LVDS |
6 | A1- | 緑黒短線 | LVDS |
7 | A2+ | 上記ペア線 | LVDS |
8 | A2- | 緑赤短線 | LVDS |
9 | A2+ | 上記ペア線 | LVDS |
10 | CLK- | 緑赤長線 | LVDS |
11 | CLK+ | 上記ペア線 | LVDS |
12 | ADM202 13pin | 黄赤短線 | PCのシリアルポート4pinへ |
13 | +15v | 橙黒長線 | |
14 | GND | 橙赤長線 | |
15 | GND | 白黒長線 | |
16 | +15v | 白赤長線 | |
17 | ADM202 7pin | 黄黒短線 | PCのシリアルポート3pinへ |
18 | GND | 橙赤短線 | |
19 | GND | ||
20 | GND | ||
21 | Power Control | 青黒短線 | +5V入力で電源ON |
22 | backlight Control | 青赤短線 | +5V入力でバックライトON |
23 | GND | ||
24 | GND | ||
25 | GND | 橙黒短線 | |
26 | ADM202 14pin | 白赤短線 | PCのシリアルポート8pinへ |
27 | +15V | 黄黒長線 | |
28 | GND | 黄赤長線 |
線色はロット等で異なるので参考程度に。
読み方>黄赤長線→被覆色「黄色」赤い色の長い破線の印あり。
自分の備忘録。D-sub25ピンのピンアサイン。
付け替えを検討中の方、参考に。
1:+15V
2:GND
3:A0-
4:A0+
5:GND
6:A1-
7:A1+
8:GND
9:A2-
10:A2+
11:GND
12:GND
13:GND
14:+15V
15:GND
16:ADM202 8pin → Dsub9 2Pin ※1
17:ADM202 7pin → Dsub9 3Pin
18:ADM202 13pin → Dsub9 6Pin
19:ADM202 14pin → Dsub9 7Pin
20:Power Control → 基板の電源がONになっている最中は省電力でも+Vの出ている端子へ※2
21:backlight Control → LVDS基板の液晶パネル電源端子へ(省電力時に0Vになる端子)
22:GND
23:CLK-
24:CLK+
25:GND
※1手持ちのシリアルケーブルの都合でクロスケーブル仕様です。
※2自分は電源ONランプとサスペンドランプをダイオードORで取りました。
これはLCD電源だと、サスペンドの時に電源が落ちてしまうため使えず、
LVDS基板の電源スイッチを操作した時のみ0Vに成る都合の良い信号が見つからなかったためです。
ボックスの中身はこんな感じ。
液晶工房の基板のまんまですが、スイッチ基板はケースに合うように感光基板で作りました。
ドライバについてはワコムのサイトで「Windows Me/2000/XPに対応していません」と明言されていますが、
対応していないのは専用グラフィックカードのドライバのみです。
タブレットドライバとしては近年のドライバでも動くようですので、インストール時に適当なワコムのタブレットを接続してドライバをインストールしてください。
シリアルポートの機種に対応しているドライバを使うのがコツです。シリアルのタブレットが無くても
ドライバ側が双方に対応していれば、接続するのはUSBの物でもOKです。
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Oh man, thank you
I have one more question
Im in Tokyo from 18. July to 3. August.
Is there any Shop in Akihabara who sells these Converterbox ?
kind regards
GoZ
コメント by GoZ — 2010/4/16 金曜日 @ 1:38:24
The stock might disappear until August because the quantity of stock is a little so that the shop may say.
I think that I can do similar use even if PCB of the monitor that the LCD panel breaks is used.
コメント by とめくぎ — 2010/4/29 木曜日 @ 15:48:59