AMステレオ送信機
AMステレオ自体?な人が殆どな昨今、如何お過ごしでしょうか?
秋葉の計測器屋さんの軒下にAMステレオシグナルジェネレータのジャンクが6千円で売ってました。
AMモノラル送信機やFMステレオの送信機の製作記事ならおなじみですが、日本のAMステレオ放送のC-QUAM方式の送信機の製作記事は皆無です。
やはり直交振幅変調がガンなんでしょうかねぇ?
とりあえず、使えればしめたモンですし、壊れてても仕組みが見られればいいかなーと思って大購入。(金無いのに
帰って早速電源投入!悲しくもFFFFFFな表示に。やはり、正常品を5万で売っている物だし、こんなもんかー、
と諦めて電源ケーブルのインレットに手を掛けると電圧切替スイッチが目に付きました。240Vに成ってました。(笑
何処の国の工場で使ってたんだよ!と思いつつ、100Vに設定しなおして電源投入!バッチリだ!これはらっきぃ!
とりあえず、手持ちの積水化学製(笑)のAMステレオラジオで受信。おおステレオ!
この松下通信工業のVP-8253AはC-QUAM方式以外にハリス方式(CPM)、カーン方式(ISB)、マグナボックス方式(AM-PM)に対応しているスグレモノ。
国内じゃぁC-QUAM以外のチューナは手に入らないけどな!
とりあえず、メンテナンス記録。
まずはバラしてガワの清掃。
工場の倉庫にしばらく放置してあったのか、土ホコリが酷い。
校正は2001年に成ってました。
この機種はNationalの銘が入った物とPanasonicの物が有るようです。
CPU部分と発信機部分。
発信機部分と、ノイズの影響を避けるためか、GPIBなどの制御を行なうCPU部分はシールドボックスに入ってます。
貫通コンデンサを通して、一本一本手ハンダで配線されています。手間が掛かってます。
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昨今の秋葉にジャンク屋めぐりの人が居たことに懐かしさを感じました。ちなみに私はしばらく足を踏みいれていません。部品屋ジャンク屋は今でも有るのかなー。
コメント by 石田良達 — 2009/3/21 土曜日 @ 0:00:57
どうも。
再開発やらTVで取上げられたりして観光地化が進んで久しいです。
観光客が増えてしまい、歩きにくくなってしまいました。(^^;
ジャンクと中古の区別が付かない観光客がジャンク屋に文句をつける様で、
昔ながらのお店も減ってしまいました。
あと、跡継ぎが居なくてお店を畳まれた店主も結構いらっしゃいます。
まだ、部品屋のある風景を記憶に焼き付けておきたい物です。
コメント by とめくぎ — 2009/3/21 土曜日 @ 12:10:50
ホントだよね、ジャンク屋回りは創造と夢が有りますよね。
コメント by 石田良達 — 2009/12/7 月曜日 @ 23:21:40