平成23年11月23日 水曜日

マッカーサー道路

Filed under: たわごと — とめくぎ @ 20:07:45

そういや先日のタモリ倶楽部、東京都市計画道路幹線街路環状第2号線新橋・虎ノ門工区だった。
番組内では終始目下建造中のトンネルに注目していたが、自分はもっと気になるところが他にある。

それは周辺の古い建物だ。
まあ古いといっても戦後の昭和30年代に立てられた建物。

道路の計画自体は昭和21年と60年以上前だ。
その都市計画に掛かってしまう土地所有者たちは、計画沿って道路を避けて建物を作っているのが航空写真でわかる。
中には正方形の敷地なのに、三角形の建物を建てざる負えないところも、航空写真から見える。

戦後の復興、高度成長期の開発と幾度と無く開発の機会に恵まれながらも、都市計画によって敷地に目いっぱい
建物が建てられずに苦い思いをした所有者も居ただろうねぇ。

結局建物あるうちに道路が着工もされなかったし、老朽化により取り壊された建物が結構あるようだ。
そんな建物たちや、計画に合わせて建物の設計図を引いた技術者たちがが不憫で成らない。

平成23年11月5日 土曜日

mbedメモ1 http経由で情報を取ろう!

Filed under: プログラミング — とめくぎ @ 14:18:47

ガイガーのファーム弄りで味をしめたので秋月でmbedをもうひとつ買ってきました。
秋葉じゃ最安なのかな?5200円。
ついでにパルストランス内臓のetherコネクターも買ってきた。

とりあえず、http経由で情報を取ってきて、VFDに出力するのでもやってみようという備忘録。

プロジェクトを作成すると雛形のmain.cppが出来るので、プロジェクトを右クリックし(FireFoxだとダイアログが被るのでescを1回押す)、Import Library・・・を押す。
そして「HTTPClient」をインポートし、次に「EthernetNetIf」をインポートするんだけど、これが同名のが沢山あるようで「Donatien Garnier」さん作の「2010年8月05日」版を取得。
これ>http://mbed.org/users/donatien/programs/EthernetNetIf/5z422
これ以外のをインポートするとcore/net.h辺りでエラーがでてにっちもさっちも行かない?

平成23年10月16日 日曜日

若松ガイガーカウンターとmbed事始

Filed under: プログラミング — とめくぎ @ 6:41:36

さて、先月買った若松で売ってるガイガーカウンターキットですが、近々自宅以外の遠隔地に設置しようと計画中です。
せっかくイーサー付いてるわけですから、自宅以外の場所を計測させてネット経由で報告させるのが筋ってもんでしょう。

というわけで、先日のb-mobileルータとwebcamのセットで県内某所の施設に設置予定。

しかし、デフォルトのファームだと海のものとも山の物ともつかぬ、パッチョベイとやらに登録して云々と面倒くさい。
twitterで投げたのを拾ってくるのは訳無いからそっちで・・・・、と思ったら、こっちもTwitter以外のどっかのASPに登録して云々と、面倒くさい。

できれば直接サーバのスクリプトに投げたいんだけどー。
とガイガーカウンターの公式サイトを眺めてると、公開されているソースを弄ってGPSやらhttpに投げる改造をされている方が居るのを発見した。
確かにmbedの開発ボードとしての側面もあるこのキット。せっかくなのでmbedでプログラムに挑戦だ!
挑戦して初めて知ったのだけど、これブラウザがあれば開発環境はすべてWebの統合開発環境(IDE)上。すっごい導入が楽。
ソースをweb上の開発環境に投げて、ブラウザ上で実行されるIDEでコンパイル。コンパイルが完了すると、ダウンロードダイアログがでるので、mbedのフォルダにコピるだけ。なんともエレガント。

というわけで、作者のプロジェクトをインポートして早速改造開始!
まずは要らないパッチベイやらGPSの機能を除去。メモリを少しでも空けたい。
元々付いてるtwitterのコードを参考に、CFGファイルに書いたURLにPOSTするメソッドを作成してパッチベイの変わりに初期化部分とmainループに設置するだけ。
あっさりと出来てしまった。

今まではtcpipの低レベルなところから実装して云々と、Webに直接マイコンを繋ぐのは大変だったけど、mbedには強力なツールやみんなが作ったソースがある。
ソースをインクルードして呼ぶだけで簡単にWebに踏み出せるのがすごい。

イーサー付きのH8マイコンボードで放り投げてしまっている、サーバアラート灯もコレで作りたいね!
あと秋月VFDをネットに直結も出来るし!
夢は膨らみまくりんぐ。

■追記
Webアップデート試してみたんだけど、ファイルをダウンロードしたところで表示がズっコケで失敗するなぁ。
メモリ不足かしらん?mbed上にはgeiger.b_、geiger.t_、geiger.m_が出来てる。
遠隔地にあるんで、アップデートできたらなぁと思ったのですが、残念です。

■さらに追記
webアップデートを調査してみたんだけど、既存ファームをバックアップする仕組みの部分でコケている様子。
mbed上のdirを開き、ファイルリストを取得して既存binファイルをリネームする処理なんだけど、どうもそこいらがメモリを食うようで、ストップしてしまう様子。
まあ、その前にファイルの整合性チェックのためのmd5でも結構食っているので、そっちが問題なのかもしれない。
遠隔地で計測させるため、リモートアップデートが失敗すると取り返しが付かないので、この機能は省く事にした。

あと、起動時にetherが刺さってないかDHCPの取得に失敗したときにデータをPOSTするタイミングで再度IPの取得を試みるはずが取得できてない模様。
ウチのファームだけかな?
とりあえず
//これを if (noInternet==1 && eth0.link()==1){
if (noInternet && eth0.link()){//←こうした

以上のようにしたら直った。たぶん「if (noInternet==1 && eth0.link()){」でも良いんじゃないかな?
停電からの復帰時にルータの起動完了より先にガイガーが起動してしまうので、DHCPからIPもらい損ねたり、etherのUPLINKもらい損ねたりするので結構重要。

開発元
http://diytec.web.fc2.com/mark2r2/

mbed
http://mbed.org/

平成23年10月8日 土曜日

Webカメラ

Filed under: たわごと — とめくぎ @ 20:54:57

だいぶ前にオークションで2千円くらいで手に入れてたWebカメラを引っ張り出した。
カメラはIDTS-IRCAMという奴。国内の販売元は倒産してもう無い。

このカメラにイオンb-mobileSIMと組み合わせて遠隔地の監視を安価に行う実験なのだ。
とはいっても、このカメラ自体にUSBはあるものの、直接のダイヤルアップは出来ない。
首尾よくドコモのUSB端末のL-02Aを確保したので、コレとマッチするルータを購入した。
(中身はLinuxらしいのでCDC-ACMに手を入れればーとか妄想は尽きない)

久々に引っ張り出したカメラ、はて、パスワードがわからんぞ。
こー言うときは定番のリセット長押しを試す。
リセットはされたみたいだが、DHCPが利かないのでIPアドレスがわからん。
マニュアルもどこか行ってしまったので、デフォルトがわからない。ネットでOEM元の型番がLWJ-330であることを知り、
それでマニュアルを探したところ、192.168.1.220ということが判明。
adminのデフォルトパスはadmin0.速やかに変えよう。

早速ルータのDMZ設定をあけて、れっつアクセス・・・・・。あれ?うまくいかんな。
イオンのサイトをーくみると・・・。
「また、高速なアクセスを確保するためプロキシサーバ経由の接続となります。」と有るッ!
インターネット側からツツく事ができんのか! プロキシにアクセスしている元アドレスも駄目で、完全にお手上げ。
よって、以上のような用途にはb-mobile向きませーん。WebCamのFTP機能で定期的に画像投げることにした。

FTPなんて時代錯誤なプロトコルを使わなきゃならないのはWebカメラの仕様。

なので、投げる先のサーバには日本通信のIPアドレスでアクセス制限を掛けた。
まあ、同じb-mobileアクセスで悪さする奴も居るだろう。安いし。

しかし、これ、確認君やルータ側で表示されるIPアドレスとは違うIPアドレスからアクセスが来る。
httpについては日本通信のプロキシを通ってくるんだけど、他のプロトコルは別の箇所を通ってやってくるみたい。
少なくともダイヤルアップ側のIPアドレスが直でネットにはつながってなさそう。

また、サーバには専用のアカウントを作ってFTP以外ログオンできないようにした。
FTPもchrootをかけて余計な操作が極力出来ないように対策・・・・。といっても焼け石に水。
適当なスクリプトを投げて、それを踏み台にすればある程度のイタズラはされてしまう。

早いうちにVPN貼れるように工夫したいところ。

平成23年9月22日 木曜日

若松のガイガーカウンターキットを買った

Filed under: 電子工作 — とめくぎ @ 11:29:25

ネットで(一部の好事家に)話題になった若松のガイガーカウンターキットを買った。
数年前にストロベリーリナックスで買ったキットと合わせて2台目。アホですなぁ。

とはいえ、若松のガイガーカウンターキットはシーベルト表示とNICが付いております。
しかも、これ単体でモニタリングポストとなり、Twitterやパッチベイに観測データを自動で投げることが出来るというシロモノです。

秋葉の店舗じゃ売ってなくて通販で買ったら2日くらいで来た。しかも送料無料。

ガイガー2号

マイコンはmbed(NXP製LPC1768)で、ボード上のminiUSB-BをPCに繋ぐとリムーバブルドライブとして認識されます。
そのドライブにファームのファイル一式をコピペするだけで書き込み完了と言うなんともハイテク(死。
Z80なんてROMにライタで・・・・・。(昔話は略

ガイガー管はロシア製のSBM-20が付属していて、それに合わせた特性データがファームの設定ファイルに書かれています。
付属のアルミ管をガイガー管にかぶせることで線種を絞り、計測値の精度を上げているようです。

半田のフラックスで漏電するとあるので、無水エタノールで除染の上、ハヤコートを塗布してみた。

■気づいたこと
LCDが取説にあるSunlike社のではなく、本家SIIのM1632が付属していて、付属の100kΩのコントラスト調整VRだと左に回しきらないと映らない。
たぶん、10kくらいが適当なんではと。(未確認
LCDの違いにより付属ケースの穴が合わない。本家SIIは微妙に大きい。
LCD留めてるネジがケースに当たる。(しまらない事もないけど基板が撓む)プラねじなんで削るか、皿ビスに交換する。
USBの穴が開いてないので自力であけとく。(三面加工は高いからね)
NICポートのLEDは点灯しない。近くのTPに抵抗通して繋がっているだけ。

TwitterがSupertweet経由での投稿になる。
まあAuth認証面倒くさいですよ。フルスクラッチで頑張るしかないんかな。

昇圧はコッククロフトですな。部品点数多くなるけど、特注のトランス不要だし小ロットには良いんでない?
ストロベリーはトランスだった。

開発元
http://diytec.web.fc2.com/mark2r2/

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