秋葉原買出し紀行

秋葉原買出し紀行も更新がメンドイので流行のブログにしてみました。
ええ、せっかくPHPもMySQLも使えるサーバですしねー。
じっくりと過去の記事も移動させる予定。

トップの写真は先日秋葉て撮って来た品。

東洋計測器でマルチメータのジャンクを2100円で買ってきた。

なんとなく物色していたら、GPIB付きだったのでー。

今までは松下通信工業のVP-2660Aを使っていたんだけど、反応速度が遅いんだよね。(まあ、20数年前の機器だからやむなし)
で、今度手に入れたのは岩通のVOAC7411という機種。
これまた20年近く前の機種ですが、高校の設備にも有った馴染みが深い機種。
コレは抵抗レンジにブザー機能もあって、ピンアサインのチェックにも便利。

使用感はあまりないけど、外観が汚い。かなり長い間使われていなかったみたい。
早速マジックリン攻撃で綺麗に。
シールやガムテのネバネバを取ろうとシンナーを探すが、見つからないので、やむなくツールウォッシュの強力シンナーを使ったら、塗装というか樹脂が・・・。不味い。
ちょっと白っぽく変質してしまいました。(^^:)今度塗装してごまかそう。

Strawberry Linuxさんでガイガーカウンターのキットが売られていたので、早速購入。

コレで使われている計数管が国内では売ってないんですよね。
国外の通販を使えば買えるんですが、非常に面倒くさかった。
基板代金とか昇圧トランス代金とか考えたら安いっ！

組立は合計で1時間弱で完成。
ケースはどうしようかなー。

液晶タブレットのジャンクを手に入れた。
WacomのPL-400という古い機種。もう10年近く前の製品で、専用のグラフィックカードを接続して使うシロモノ。
肝心のカードとペンが欠品という事で、5千円のお値打ち価格でした。

まあ、カードが有っても、今時PCIバスのグラフィックカードなんか使いたくないカモです。

買う前に専用グラフィックカードという事を調べ、TMDSで通信しているだろうと判断。
きっとにがさん所の記事のように行くかなーと。

しかし、買ってからよーく調べると、LVDSである事が判明。
DVIで接続できないじゃん。(´д｀；)

仕方ないので、液晶工房のキットと接続して使用する事に。
「VGA→液晶工房のキット(LVDSに変換)→PL-400」といった寸法です。
PL-400のタブレットの信号は内部でRS-232Cレベルに変換しているので、パソコンのシリアルポートに直結しても無問題です。

タブレットのドライバはWacomのサイトで落とせますが、認識には一工夫必要です。
ペンは昔パソコン通信時代の知り合いの方から譲っていただいた、ArtPadの物がそのまま使えました。
消しゴムが無いですが。（あと、ドクターグリップの軸に埋め込む改造をして有ります。）

キットの部分はタカチの適当なケースに収めて完成です。

秋葉を散策していると、古美術商の隣にジャンク屋が出来ているではないですか。
と、店を良く見たら、数年前に秋葉の実店舗を閉店していたケイテクさんでした。
なんでも、店舗を復活させたので、いまは開店記念セールだそうです。

店の外のワゴンに横河のデジタルオシロスコープDL-1200が1万数千円で売っているではないですか。

なんでもジョグ部分が不調ですとの事で、他の実働品と比べると実に美味しいお値段。
ブラウン管も生きているようなので、ジョグの部品を代えれば動くだろうと安易に購入。

早速分解してみると、ジョグのエンコーダ部品がエプソン製の微妙なシロモノで、エプソンが撤退した今は手に入りません。

同等の物ですが、ちょっと信号形式が単純なONOFF信号ではないので無理です。
むーん、と基板を良く見渡すとコンデンサーの液漏れ発見。
どうやら＋−電源回路のコンデンサのようです。
コレを同等のコンデンサに交換すると、エンコーダは問題なく動くように成りました！(ﾟ∀ﾟ)

その他のコンデンサも何個か漏れが発見されたので、すべてのコンデンサーを交換する事に。
コンデンサだけで5千円以上掛かった。特にスイッチング電源用の低ERSコンデンサが高い上に、同じサイズの物が中々見つからなかった。
値段のオマケや品種選定の相談に乗ってくれた、山王電子のオジサンに感謝です。 (more…)