平成24年1月26日 木曜日

メモリバックアップ用電池

Filed under: たわごと — とめくぎ @ 4:16:18

結構CPUを搭載した機器にはメモリやRTCのバックアップのための電池や電気二重層キャパシタが付いていると思います。

近年の装置ならば電気二重層キャパシタや、リチウムイオン電池が殆どでしょう。
ちょっと前の機械や一部の機械では結構ニッカド電池を搭載しているものもありますね。

ある装置についていたニッカド電池(ユアサ製 3-51FTという3.6V50mAhの電池)が吹いてました。
しばらく使用していなかったので、過放電で駄目になったようです。

早速換えの電池を買いに秋葉に行くと、GSユアサや三洋の電池が見当たりません。
千石はもちろん、稲電にも。どちらもニッカドの電池は置いてないみたいです。

代わりに目に付いたのがドイツのファルタ(VARTA)という会社のオレンジ色の電池。
そう。ニッケル水素なんですね。コレ。
三洋やGSの無いのか聞いたら、んーはっきりした返事は貰えませんでした。

帰ってから調べてみると、それもそのハズ。
ユアサはだいぶ前にニッカド電池を三洋と合弁の会社に移管していて、カドニカと合流していたのです。
しかも折の不況から、不採算だった合弁会社を解散。すなわち、三洋のカドニカもGSユアサのニッカドも同時に終了してしまったのでした。

あとニッカド電池も性能や環境負荷のために作っている会社が無く、同寸のニッケル水素電池を作っている
ドイツの会社の製品を仕入れるしかないようなのです。

トリクルとはいえ、ニッカドの回路にニッケル水素繋いでいいモンなのかな?
ああ、データシート見たら充電電流の違いで、満充電までの時間が長くなるだけだな。
元が50mAhの電池で充電電流0.1mA→80mAhの電池で0.16mAにしなくちゃ駄目な訳で、単に1.6倍時間が掛かるってだけだな。
と言うわけで、そのまま繋いでみよう。

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