だいぶ涼しくなりましたが
ども、お久しぶり。
今年は暑かったですね。
ついに自室にエアコンを取り付けたので今年は割りと過ごし易かったです。
今までは、部屋続きに成っていた居間のエアコンと扇風機を駆使して涼をとっていたのですが、
これが効率が悪く電気代も馬鹿にならなかったのですわ。なんせ合計で17畳あまり、電気食うわけです。
で、今年は酷暑と言うことで何処の電気屋も強気の価格です。
取り付け工事込みで4万ちょいくらいが相場のようです。冷夏だと工事費込みで三万ちょっとトカなのに。
んで、自分はというと、6月くらいにオークションで二万八千円位で首尾よく落札していたのでした。
直接出品者宅まで伺い、直接引き取って参りましたので、無駄な送料も掛かりませんでした。
んで問題になる取り付けですが、自分で行なうことにしました。
以前ビックカメラが遣した業者の工事の杜撰さ加減に閉口したので、こりゃぁ自分でつけた方がよさそうだなーと思ったわけです。
電気工事の講習会で言われたんですが、今はエアコン工事は無資格でも出来るんですね。(外機、内機間の配線のみ。サイズによって要資格)
だから杜撰な工事なんだなーと納得してしまいました。
件の業者は「ブレーカからコンセント引かないとダメ」とゴネ、された工事は圧着端子サイズは違うは
電線はツギハギの中古だわ、ブレーカやコンセントは石膏ボードにアンカーも打たず直止めだわで散々な物でした。
(石膏ボードにネジが効く訳もなく、スグ取れた)
と言う訳で、工事の準備開始です。
まずはエアコンの取り付け箇所を検討します。ありがちな窓際の天井付近ですが、寝床のロフトが近いので
騒音とか直風が気になり断念。居間との仕切りにあるふすまの上部に取り付けることにしました。
木造軸組み構造なので、45cm間隔で間柱も入ってます。あと、ボードアンカーも買って置きました。
出来る限り間柱や桟にネジが当るようにし、当らない所はボードアンカーを使います。
裏板は大体6本くらいネジが止まっていれば良いようです。桟や間柱への固定のため、9箇所ほど打ちました。
エアコンの右側に窓がありますので、そちら側にエアコンの配管を出すための切りかきを作ります。
元々切りかきのための溝がありますので、ソレに副ってカッターで切れ目を入れて行き、適当なところで折ります。
バリなどをヤスリで仕上げたあと、配管をその向きから出します。折ったフタは取り付け板のポケットに仕舞います。
室内に通るドレン管は水滴が付くのを防ぐため、断熱材の入っている管を使います。m50円くらい。
今回は因幡電工のフレア配管セットを購入したのですが、これが5mので大体4千円くらい。付属しているドレン管は断熱なしで2mくらいしかないので
ドレンも5m伸ばしたい人はご注意を。
あと、電線は付属していないので1.6mmの三芯のFケーブルを買っておく。距離が有る場合は2mmで。
フレア配管セットを使うとフレア加工が不要になるので、高価なフレア配管道具を買わずに済みます。
エアコンから下り勾配になるように壁に孔を開けます。内側は石膏ボードなのでカッターで開きますが、外側が亜鉛鋼板なのでちょっと面倒。
カッターで無理やり開けましたがー。(^^;)
亜鉛鋼板で配管や電線に傷が付くのを防止するため、配管キットに付いてるブッシングを取り付けました。
配管は配管セットについていたテープを巻きました。
テープを巻く際は下(室外機側)から巻きます。上から巻くとテープ内に水が入りやすくなってしまいます。
件の手抜き業者はみんな上から巻いてしまい、早くテープ巻が早くダメに成ってしまいました。
オークションで5千円ほどでポンプを貸してくれている人が居るので、そこからポンプを借りました。
エアパージでやる方法がネットでも良く有りますが、環境の問題や冷媒への気体や水分混入防止のためにメーカは真空引きでやるようにと言ってます。
ポケロビや手動真空ポンプじゃぁそんなに高い真空に出来ないと思う。
まぁ真空引きの理由としては配管のチェックの理由が大きいものと思われます。
今回、トルクレンチを使わなかったので、フレアの締め付け具合に自信がないため、しっかりと真空引きする事にしました。
サービスポートに押しピン付きのチャージホースを経由してポンプを繋ぎ、10分ほど真空を引き真空ポンプのバルブ(逆流防止バルブ)を閉じます。
バルブを閉じる前に真空ポンプを止めると真空ポンプのオイルが逆流すので注意。
5分放置してメータの針が下がらなければOK。配管は問題ないようです。
次にメータのバルブを閉じます。このメータではガス圧は測れないので、メータのバルブを閉じずにガスを入れるとメータが壊れます。
借り物を壊したら大変です。慎重に確認をしながら進めます。
高圧側の芋ネジのバルブを開きガスの音が聞こえなくなった辺りで一旦閉じます。
石鹸水を用意しフレア配管の接続部に掛けてガス漏れがないかチェックをします。
問題なさそうなので高圧低圧バルブを全開にし、チャージホースを外してバルブとサービスポートにキャップを被せます。
本当はサービスバルブがあるものが良いのかも知れませんが、押しピン付きのチャージホースでも問題ないみたいです。
1時間ほど試運転して問題ない様なので完了です。
エアコンを付けたお陰で自室で快適に過ごせました。
またあれだけ運転したのにもかかわらず、電気代は平年より5千円ほど安くなりました。(電気代の変化もあるかも知れませんが(^^;
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