平成16年2月1日 日曜日

プリント基板

Filed under: 電子工作, プログラミング — とめくぎ @ 0:00:30

湿度計基板
ふと、湿度計を作ろうと、Einsteinさんのページを参考に基板作り。
掲示板にも書いたけど、PCBEで初めてパターン設計。今までKBANを愛用してましたが、勉強も兼ねて。

BMP画像をガーバに変換するソフトで適当なのが見つからなかったので、自作。
BMP画像をガーバーのラインの塊に変換します。
Windowsソフトのページに置いておきますのでどうぞ。

基板に焼き付けたロゴ
出来上がった基板とBMP>ガーバ変換ソフトで取り込んだロゴ。某芝じゃないよ。

今回初めてガラスコンポジェットと言う素材の感光基板を使いました。廣瀬テクニカルで賞味期限切れが半額だったので。
部品面からもパターンが透けて見えて、結構見栄えが良いです。あと、薄手なので切ったり穴空けたりの加工が結構楽です。

これでNIXIEクロックとか、基板が見られるように作ったらかっちょ良さそう。

メモ
冬場は温度調節の利かないスプレー式現像液は使いづらい。つーか、失敗した。
粉末の現像液は廃液処理の方法が書かれているが、スプレー式は記述が無い。流していいのか?
というか、現像液の廃液処理は初耳だった。(ぉ

エッチング廃液はキチンと処理してます。コンクリ詰めにしてね。今は燃えないゴミで出せと書いてあるな。

平成15年12月1日 月曜日

ロジアナキット

Filed under: 電子工作, ジャンク, 秋葉散策 — とめくぎ @ 0:00:34

ロジアナキット
1万円程で手に入るロジックアナライザのキットを買ってきました。
ロジアナは高嶺の花だったのですがねー。自作とはいえお安いです。
HDLを弄れば、色々なトリガ条件も組み込めるそうです。その前にHDL覚えなきゃ。

他所様の製作例にも書かれてますが、フラックス&半田吸い取り線は必須ですな。
ケースに収め、以前にジャンク屋で100円でゲットしていた、テクトロのロジアナ用プローブを付けて完成。

そのうち記事にするかも知れないけど、ケースはタカチのSW−100辺りがちょうど良い。
CPLDが壊れると痛いので、入力にバッファ(LCX541等だと、低電圧も対応できFB)を噛まして身代わりにすると安心かも。

デバッグや信号の解析に活躍できればなーと。
EPSONインクカートリッジの解析に使うためじゃないですよ。(ぉぃ

おまけ
あぷこん
ジャンク屋で千円で売ってたアップスキャンコンバータです。
「あぷこん」といえば、チープなアップスキャンコンバータの代名詞ですが、TV見る程度なので十分過ぎる画質です。
中は制御のAVRマイコンと専用チップのみのシンプルな構成。チップメーカのサイトを見ると、HDTVのスキャンコンバータも有るみたい。

平成15年11月1日 土曜日

ニキシー管2

Filed under: たわごと, 電子工作, 秋葉散策 — とめくぎ @ 0:00:03

再び秋葉原でニキシー管を買ってきました。(^^;)
CD102
日本電氣の「CD102」という管で、文字高16mmのトップビュータイプの管です。
ソケットとセットで2500円。高い。
店の親父さんの話だと、30年前からこの値段だそうで、元々高価な管なんだそうな。まあ、特殊管と書かれる位だから、仕方なしか。
CD102
高価かつ希少に成りつつあるニキシー管を大切に使いたいので、ネットや図書館で情報収集をした。自分の生まれる数十年昔のデータブックなどを調べたり。
むっかーしの文体とか、菱形にNECの旧ロゴとかに感動を。(゚ー゚;)
高度成長期のオーラを感じるっていうかね。

しかし、まあ、図書館も大変ですね。なんでも、図書の盗難が多いそうで、カバンの持ち込み禁止だそうで、なんとも世知辛いというか、アホが多いことか。
閲覧した書物にもアンダーラインが引いてあったりして、もうね・・・(中略)別にライン引かなくても読めるだろうに、と。

帰りしなに、どっかのオヤジにコインロッカーの金をカッパラわれそうに成るし。すぐに取り返しましたが。Σ(`Д´)ノ

これからニキシー管や真空管の情報、歴史などを調べる方に情報を。
電子管の歴史  日本電子機械工業会電子管歴史研究会編
88年発行の本でちょっと高い、1万数千円。絶版かも。
ニキシー管以外の真空管の記事も満載。真空管開発者側からみた歴史や情報は必見。
電子管の歴史資料編  同上
こちらは市販されておらず、全国の図書館に寄贈本として置いてあるようです。
前記の本の内容を補足するための資料編。各種データブックの写しも記載されていて、資料価値が高いです。
ナショナル真空管ハンドブック 1964年版
他の真空管はもちろん、ガス管の章にはニキシー管の具体的な使い方があり、参考になります。(一部の管のデータシート有り)
NEC・エレクトロニックス・データブックス1964、65年版
表示放電管の頁にデータシートと回路例があります。

電子管の歴史によりますと、58年から岡谷と日電が生産を開始され、電卓の普及との関連で66年辺りから生産が盛んに成り、70年がピークに。
大体、そこら辺の年代の電子管のデータブックや書籍を探せば良い様です。

しかし、外国の某社の特許料が高額で、次第に蛍光表示管(VFD、ノリタケのアレとか)に取って代わるわけですが。
(なんでも某社は、管の特許の他に、長寿命化の封入物と駆動回路まで特許化していたそうで、二重三重の特許料を取っていたそうです)

今日のMYトリビア
ニキシー管のニキシー(ニクシー,NIXIE)とは、ドイツの川や泉に住む水の精の事。
らしいです。粋な名前をつけるモンだわ。

補足トリビア
男はニクス、女はニクシーと呼ぶ。
男は、人間の女性をさらって孕ませたりで凶暴っぽい。(´д`;)アチャー
イギリスのメーカは無難にDIGITRONと命名。

平成15年10月1日 水曜日

ニキシー管

Filed under: たわごと, 電子工作, 秋葉散策 — とめくぎ @ 0:00:32

秋葉を彷徨っていたら、某真空管店にニキシー管が売ってました。
7つ入りで2千円。日本電気製のLD−946という管。

コミケで、ニキシー時計の製作記事を書いているサークルさんの本を買ってあるから挑戦しようかなと。
少々文字高が小さいのですが、机の片隅に置くにはちょうど良いサイズだとおもいます。

別の店でも同様の管が売っていて、そっちは1個300円でした。
そちらの店のご主人と話をして、とりあえず岡谷のCD78を2本購入。
946よりちょっと小さいので、時計の秒針に良いかなと。
他にもニキシー管があるので、今度は軍資金を調達して購入してみよう。

ニキシー管
写真左からCD78、LD-746、NS74141。
74141は4bit To 10Segデコーダ+高耐圧ドライバでニキシー管をドライブできるTTL。
もう、手に入らないと思ったら、何気に立ち寄った半導体店でアッサリ発見。
製造年月日が1978年とかで、かなり古い。

都内の某ビルでは、エレベータの階数表示にまだ使われているそうだけど、
私が最後に見たのは高校の測定器の表示器だったな。なんの測定器だったかなぁ?
あと、ゲームセンターの機械でも使っていたのを見た記憶がある。

なんか、もう手に入らないディバイスだと思っていたんだけど、コレをきっかけに火が着いちゃったみたいだ。

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